愛嬌こそが最強の武器

「障害を減らそう、機嫌よく働こう、自分の市場価値を高めよう」
というのが、僕がマネジメントしているQAチームのビジョンです。
自分で言うのもなんですが、このビジョンを作れたこと、特に「機嫌よく働こう」というフレーズを作れたことが、ここ数年の一番の成果だと思ってます。

 

QAチームのビジョンというと「品質向上!」みたいなのをよく見かけます。実際、僕も最初のうちは「障害減らそう、市場価値高めよう」というビジョンを掲げてました。

 

でも、なんかしっくりこなかったんですよね。画竜点睛を欠くというか。僕は、いい仕事をしたいのと同時に、対人関係のストレスを減らしたかった。別の表現すると、嫌な奴と働きたくなかったw

 

そんなときに、なんかの本で「健康で機嫌が良い、という身近な幸せを、もっと現代人は大事にすべき」的なことが書いてあって、すごく共感したのです。

 

「機嫌の悪い人」というのは、一つの災害だと思います。周囲の人に多大な負荷がかかる。なんかの研究によると、チームに1人機嫌の悪い人がいると、周囲3人以上のパフォーマンスが下がるとか(逆にチームメンバの機嫌が良いと成果をあげやすい、という研究結果もあった、はず)。
つまり、其の人にどんだけスキルがあっても、機嫌が悪ければ、周囲のメンバをデバフしちゃうわけです。最悪のパッシブスキル。

 

 

 

機嫌のいい人に囲まれたいですよね。そのためには、まず自分が機嫌よくなるために出来ることを考えて、そして、周囲の人の機嫌を損ねないために何が出来るかを考えていくことが大事かと思います。

諸々の鍵になるのは「礼儀正しさ」なんじゃないかな、と思ってるのですが、そのへんの話はまた今度。