科学的と工学的

たとえば「何をもってして、サービスの品質が良いと言えるか?」

という問いに対して、アプローチは2つ考えられます。

①「品質」を言葉や数値で定義し、それをクリアしていれば、品質が良いとする
②関係者全員に「品質が良いと思うか?」と質問し、多くの人がYesと答えれば、品質が良いとする

 

前者は科学的アプローチで、後者は工学的アプローチと言えるかもしれません(科学的と工学的のちがいの参考はコチラ)

 

科学的な人は、準備をしっかりして、ルールを決めて物事を進めたがる傾向にあり、工学的な人はとりあえず手を動かしてみて、なにか問題が起きたら都度工夫をして進めようとうする、という傾向にあります。

 

そして、最近気づいたのですが、チーム内で科学的な人と工学的な人で意見が分かれると、議論が空回りして物事が先に進みにくい印象です。

逆を言えば、自分の上司や関係者が、どちらよりの人なのかを見極めると、コミュニケーションしやすくなるかもしれないですね。