1日30分のペースでドラクエ11を続けています。
switchが買えません
スーファミミニも買えません
以上、最近のゲーム近況でした。
ということで、続き。
- 作者: Luis Levy (ルイス・レビー),Jeannie Novak (ジェーン・ノバック),加藤諒,株式会社Bスプラウト
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 大型本
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CHAPTER7 用意スタート! ゲームテストの世界へ
この章では、ゲームテスターとして採用されるために、どのような準備をしたらよいかが述べられています。すでにゲーム業界で働いている人には、それほど有用ではないかもしれませんが、転職するときに、この章に書いて有ることを意識してみるとよいかもしれません。
僕はテスターの採用活動に関わることもあるので、どのような人が採用されやすいかを、個人的な観点ですが、述べておきます。
ゲームテスターとして働きたいなら、ゲームを遊んでいる(消費している)だけでは、物足りません。MODやツクールシリーズで、なにか作ってみるとよいでしょう。unityなどで自作のゲームを作った経験があれば、なお良しです(まぁ、そういう人はプログラマになると思うけど)。
ゲームにかかわらず、好きなことをブログやまとめサイトで、情報を発信していると、好印象です。文章を書くことに抵抗が無いという証明ですし、アウトプットをする癖がついているということは、ひいては、インプットも得意な傾向があるためです。
ゲーム業界に知り合いがいれば、その人を通して、業界に入り込めないかを検討してみましょう。コネ、つて、はとても強力です(ただし、あなたが素直で優秀な人であれば、ですが)。
ゲームQAとして他社に転職する場合は、自分自身の評判を意識しましょう。この業界は狭く、ネットワークは密です。会社を越えての素性調査は日常茶飯事だと知りましょう。
最後にですが、ゲームが好きであること大事ですが、コアなゲーマーである必要はありません。個人的には、採用面接の際は、ゲーム以外の趣味を持っていることを重要視しています。ちょうどよい距離感でゲームに接することができるためです。
一方で、コアすぎるゲーマーは、ゲームを客観的にプレイできなかったり、ミーハー過ぎて仕事に手が付かなかったりで、テスターに不向きな場合があります。
以下メモ
・(採用の際)何もかもを理解しているかのような態度のゲーマーとは、距離を置くようにしています。彼らの考え方は融通がきかないからです。
・この業界では人脈が非常に大切です。知り合いが多く、好かれていればいるほど、採用される可能性が高くなります。
・テスターを志望する理由はおそらく、ゲームのテストをしたいか、単調なテスターの仕事を耐え抜いて、自分は絶対にテスター以外の仕事をしたいのだという気持ちを表現したいのかのどちらかでしょう
・テストは楽しく、ゲーム開発においても重要な仕事ですが、いつまでもQAで働く必要はありません。スタジオ内で上を目指していきたいのであれば、専門分野を決めなければいけません。
・テスターとして採用されるために、やっておくべきことで、一番おすすめなのは、「しっかり学ぶこと」でしょう
・ゲーム開発の採用には特定の要件があります。テクノロジに強い人や、ゲームに対する情熱のある人などです。
・履歴書や職務経歴書は、しっかり自分の意見を盛り込んで書きましょう。もし文章を書くことが嫌いなのであれば、そもそもテスターの適性がありません(バグレポートを欠くことができません)
・クラッシュバグなら、誰でも見つけられます。細部に対する鋭い注意力と優れた文章力が、新人テスターにとって、最も重要な能力なのです
・いつの日か、ゲームを制作することはゲームを攻略するよりも価値があることに気がつくでしょう。